2011/10/14

彼とさついまいも



「これこれ、このお店よ」
と、母がトルコに来た時、見せてくれた雑誌の切抜きがあった。
それは、地元でトルコの人が営むレストランの特集。
母は何度か足を運んだらしく、もう顔見知りだという。

コックさんに、今度娘がいるイズミールに行くということを話すと、
「これはイズミールにある叔父のレストランです」
と、レストランの名前と住所を教えてくれたそうだ。

Yörük Ali 

私はその名前を見てびっくり。
そこは、彼と私が初めて食事をしたレストラン。
美味しいところがあると、連れて行ってくれたのだ。
イズミールの数多くあるレストランの中で、あの思い出の場所が地元とこんな所で繋がってたとは!


まぁ、
「運命?!」
なんて、上がり気味のテンションは、
「偶然だよ」
という、彼の冷静なコメントに一掃されたけれど。


それはさておき、二度目の来店は母と二人で。
ブッフェ形式のランチとデザートをいただく。
その叔父さんに雑誌の切抜きをあげると
「おー!!!」
と言いながら、スタッフの人達に自慢げに、そしてとっても嬉しそうに日本で頑張る甥っ子を披露していた。

このレストランは、これまた偶然なことに私と同じ1985年生まれ。

初来店の時、
レストランのロゴにデカデカと 1985 と書いてあったから、ドキッとした。
当時、まだ出会って間もなかったからお互い年齢は知らなかった。

こんな所で自分の歳を意識するとは 。。。

早いものであれから2年。
私は日本、彼はドイツへ。

様々なことが変化する中で、あのレストランはきっと今日も変わらずたくさんのお客さんを迎えてるんだろうなぁ。

と、ホクホクのサツマイモを食べながら思う今日この頃 でした。


ハウスメート Esra がくれた中の一曲。

This song reminds me of the time there in Izmir .
Beyonce
Halo